一年に一度の運動会。お子さんの成長をしっかりとカメラに収めて大切にしたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか?
しかし動き回る子どもの姿をはっきりと撮影するのは至難の業。せっかく動画で撮ってもブレてしまって結局後から見返す機会がない…そんな経験をした方もいらっしゃると思います。また、長時間動画を回した末にスマホが容量不足になってしまい、一番大事な場面を取り逃すような事態は避けたいですよね。
本記事では運動会で上手に動画を撮影するためのコツや保存時のポイントを解説します。
【目次】
撮影場所をあらかじめ決めておく
スマホ用望遠レンズを使う
三脚もしくは手でしっかり固定する
ショートムービーに編集する
別の機器に長回しの動画を保存する
Googleドライブ
おもいでばこ
オモイデホゾン
1. 運動会でスマホ動画を撮るときのポイント
近年はスマホの機能性がアップしたことでスマホのカメラ機能でも十分に迫力ある動画を撮影することができるようになりました。
ただ撮るだけでも十分ですが、少しポイントを抑えるだけでグッと動画のクオリティが上がります。運動会での動画撮影時は以下の点に注意してみましょう。
撮影場所をあらかじめ決めておく
良い動画を撮るコツはアングルと構図を工夫することです。子どもの姿を一番キレイに撮れる場所をあらかじめ把握し、早めに確保しておきましょう。
徒競走、リレーなどのトラック競技はゴールに近い場所を陣取るのが基本で、スタートからこちらに向かって走ってくる構図で撮影するのがおすすめです。ゴール時に一番近くで表情を撮影できると良い動画になるでしょう。
ダンスなどの集団演技では子どもにあらかじめ場所を聞いておき、なるべく近くで撮影するようにすると良いでしょう。撮影者が二人以上いる場合はもう一人が上から撮ったり別の方角から撮ったりすれば、あとから動画をつなぎ合わせてベストアングルのムービーに仕立てることもできます。
スマホ用望遠レンズを使う
なるべく画面いっぱいに子どもを映すことで臨場感のある動画になります。少し遠くにいる子どもを撮影するときはズームして画面を拡大した状態にする方も多いと思いますが、スマホについているデフォルトのズーム機能は拡大しすぎるとブレやすくなります。
そのため、少し遠い位置から撮影する場合はスマホ用望遠レンズを使うのがおすすめです。手ブレを防ぎながら画面全体に子どもを映すことができます。
三脚もしくは手でしっかり固定する
運動会の動画をスマホで撮影すると、どうしても手の動きがスマホに伝わって手ブレしてしまいがちです。
手ブレが気になる場合は、普通のカメラと同じく三脚を使うことで画角を安定させることができます。家電量販店やネットショップなどでスマホ用三脚が販売されていますので、可能であれば三脚を利用してみましょう。
三脚を持っていない場合、持ち込みを禁止されている場合などは手でカメラをしっかりと固定します。手で画角を固定するときはなるべく手首を動かさず、脇を締めるよう意識するのがポイントです。カメラは動かさず、常に同じ角度で撮るようにすると手ブレを減らすことができます。
2. 運動会の動画を上手に保存するコツ
運動会が終わった後にスマホのデータ容量を見たら動画で容量がいっぱいになっている…というのはありがちなお悩みです。
大切な思い出をいつになっても見返せるように、保存方法をあらかじめ決めておきましょう。
ショートムービーに編集する
どんな場面が思い出になるかわからないため、運動会の最中はいかなるときにもカメラを回すのが基本です。しかし長回しの動画をしっかり見返す機会はなかなかないという方も多いと思います。スマホに長時間の動画データを入れておくと、容量を圧迫してしまうという問題もあります。
楽しい思い出をいつでも見返せるよう、お気に入りの場面をまとめて30秒~1分程度ショートムービーに編集してみるのがおすすめです。動画編集といっても切って繋げる程度ならスマホアプリで簡単に作成可能なので、ぜひやってみてください。
別の機器に長回しの動画を保存する
ショートムービーは動画を見返しやすくするのには最適ですが、元データを消してしまうと最初から最後まで撮ったデータをもう一度見ることができなくなってしまいます。かといってスマホにそのまま保存すると容量を大量に使用しますし、万が一機器が破損したらデータが全て消失してしまうかもしれません。
スマホだけでなく、ハードディスクやブルーレイディスクなど別の機器にデータを移行・保存しておくべきでしょう。オンライン上のクラウドに保存する手もあります。詳しくは次章で確認していきましょう。
3. おすすめの動画保存サービス・商品
長時間になりがちな運動会の動画を長期保存したい場合、以下のサービス・商品を利用するのがおすすめです。
Googleドライブ
Googleドライブはクラウド上に無料で動画を保存できるサービスです。
無料でも利用できますが画質・容量にかなり制限があるため、長時間の動画を保存する場合は有料プランがおすすめです。
おもいでばこ
おもいでばこは動画や写真を簡単に保存できる大容量の外付けハードディスクです。通常のハードディスクはPCに接続しないと使えませんが、おもいでばこはネットにつなげばテレビに接続するだけで保存することができるため、利便性がかなり高いと言えます。
USB端子やSDカードからの取り込み口、スマホからの転送もできるため、手軽にバックアップを取りたい方におすすめです。スライドショー機能もあるので後から見返す際にも便利です。
オモイデホゾン
オモイデホゾンは動画などのデータをブルーレイディスクに記録し、郵送してくれるサービスです。ブルーレイディスクは通常取り込み用のディスクを自分で用意して取り込み作業を行う必要があり、手間がかかります。オモイデホゾンはデータを送信するだけで記録・保存などの作業を行ってくれるため、普段時間がない方にもおすすめです。
また、高品質なブルーレイディスクは寿命が100年以上あるため、データの移し替えなどの作業も基本的に必要ありません。運動会の動画をまとめて保存しておくにはぴったりのサービスです。
4.まとめ
運動会の動画をスマホで撮る場合、撮影場所と手ブレ防止対策には特に注意しましょう。後から見返しやすくするにはショートムービーを作るのもおすすめです。
長時間の動画を保存する場合はブルーレイディスクやハードディスク、クラウドサービスなどを利用して消失のリスクをなるべく減らすことが重要になります。大事な思い出をずっと残しておくために、自分に合った保存方法を検討しておきましょう。