なかなか会えない両親・義両親に「孫の写真を見せてくれ」と言われて、どう共有すべきか迷っている…そんな親御さんは多いのではないでしょうか?
毎回LINEなどで写真を選択して送るのは手間がかかりますし、「スマホはあまり見ないから」とそもそも送った写真を見てくれないこともあるでしょう。忙しい子育ての合間に保存した写真を共有できる簡単な方法があれば便利ですよね。
そこで今回は、家族や親戚への写真共有におすすめのサービスや共有しやすいデータ保存方法を分かりやすく解説します。
– 目次 –
①写真共有アプリ(クラウド)を利用する
②デジタルフォトフレームをプレゼントする
③写真を現像する
④ローカル媒体を利用する①写真共有アプリ(クラウド):みてね
②デジタルフォトフレーム:Meural WiFi フォトフレーム
③写真現像:カメラのキタムラ かんたん写真プリント
④ローカル媒体:オモイデホゾン
外付けHDDに保存する
写真共有アプリ(クラウド)を利用する
現像した写真をとっておく
ブルーレイディスクに保管する
複数の方法でバックアップを取る
最初にデータを1ヶ所にまとめる
記録媒体の寿命を把握しておく
【カンタン】祖父母に孫の写真データを共有する方法
「祖父母に孫の写真データを見せたい」と考えている方は、以下4つの方法から自分と共有相手に合ったものを選ぶとよいでしょう。
共有したい写真・動画のデータ量や共有相手がスマホ・PCをどの程度使いこなしているかなどを基準に共有方法を検討してみてください。
| 特徴 | メリット | デメリット |
写真共有アプリ(クラウド) | クラウド(アプリ)上に写真データをアップロードする | クラウドにアップすれば自動で共有できる | 共有された側もスマホ・PCでの設定が必要 |
デジタルフォトフレーム | 保存した画像をディスプレイに自動で表示 | 共有された側は操作いらずで簡単 | 写真の保存、検索などができない |
写真現像 | アナログで写真を保存 | スマホ・PCなどを使わず写真を保存できる | たくさん印刷するとかさばって場所を取る 気軽に確認しづらい |
ローカル媒体 | 外付けHDD、BDなどに写真をまとめて保管 | 大量のデータを自由に保存・閲覧できる | 持ち運びしづらい場合がある 媒体ごとに管理が必要 |
①写真共有アプリ(クラウド)を利用する
オンライン上で写真を保存できるクラウドストレージを使って写真を共有します。
共有したい祖父母がスマホを日常的に使っているのであれば、クラウドを使った共有方法がおすすめです。共有する側がクラウド(アプリ)上に写真を追加すれば、自動でクラウド上に自動で最新の写真を見られるようになります。
一回データをアップロードするだけで共有できるのが大きなメリットだと言えるでしょう。共有される側がアプリを操作できれば自分で写真を保存することもできるので、親御さんがスマホやPCを使いこなしているのであればクラウドを使って共有するのがおすすめです。
しかし「せっかく共有しても祖父母が操作方法を理解できず結局使わなかった」ということもあるので、スマホ・PCをあまり使わない方に共有する場合は他の方法を選んだ方がよいでしょう。
②デジタルフォトフレームをプレゼントする
デジタルフォトフレームを使えばスマホを全く触らない方でも簡単に孫の写真を確認することができます。インテリアの一部としていつでも飾っておけるのも嬉しいポイントでしょう。
ただし、共有された側が写真を保存したり日付ごとに写真を検索したりすることはできない点には注意が必要です。「写真をいつでも取り出して確認できるようにしたい」という場合は別サービスを利用した方がいいかもしれません。
他の方法でデータをまとめて共有しつつ、普段の確認用にフォトフレームをプレゼントする、といった使い方もおすすめです。
③写真を現像する
シンプルな方法ですが、保存した写真を自宅のプリンターや写真屋さんで現像するのが祖父母にとっては一番分かりやすいかもしれません。
写真の印刷となると作業が増えて面倒というイメージがあるかもしれませんが、最近はスマホでの写真を送るだけで現像してくれるサービスもあり、以前よりもだいぶ便利になっています。
それでも印刷するときに写真を選定する作業やアルバム整理など、保存と共有にやや手間がかかる点が他の方法を比較した際のデメリットだと言えます。
④ローカル媒体を利用する
大量の写真データを共有したいのであれば、外付けHDDやブルーレイディスクなどの記録媒体を利用するのがよいでしょう。ご自宅でのバックアップ用にローカル媒体を用意している場合、データをコピーするだけで共有することができます。
外付けHDDは持ち運びが大変、媒体ごとに管理が必要などのデメリットもありますが、大量のデータを自由に保存・閲覧できる柔軟さは大きなメリットになります。共有用には持ち運びしやすいブルーレイディスクもおすすめです。
スマホやPCをあまり使わないご家庭でもテレビに接続すればいつでも見られるので、どんな方でも利用できる保存方法だと言えます。
孫の写真データ共有におすすめのサービス4選
祖父母に写真を共有したいときに使える簡単な方法を4つご紹介しましたが、実際に共有するとなるとサービスがたくさんあってどれを選べばいいか分からなくなってしまいますよね。
ここからは、それぞれの共有方法ごとにおすすめのサービスをご紹介します。
①写真共有アプリ(クラウド):みてね
スマホで撮った写真・動画を共有できるアプリです。夫婦間はもちろん親御さんや親戚など招待した家族であればだれでも利用できるので、たくさんの人にまとめて共有したい方におすすめです。
スマホ写真のアップロードは無料かつ容量無制限ですが、撮影時より画質が落ちてしまうことがあるので注意しましょう。無料プランの場合、までなら保存可能です。
②デジタルフォトフレーム:Meural WiFi フォトフレーム
インテリアに馴染むオシャレなデザインが特徴のデジタルフォトフレームです。Wi-Fiに接続すればいつでも表示する写真を追加できるのがおすすめポイントで、撮りたての写真をすぐに共有することができます。
母の日・父の日・敬老の日など、親孝行にフォトフレームをプレゼントしたい人向けの商品です。
③写真現像:カメラのキタムラ かんたん写真プリント
スマホ・PCから写真をアップロードするだけで写真をプリントできるサービス。店頭受け取りなら出来上がりまで最短10分、ゆうパックなら2~3日と短期間で写真が手に入ります。
はがきサイズ・L版サイズなど自由自在にサイズ指定可能なほか、インテリア用にパネル加工ができるなど専門店ならではのサービスの豊富さが魅力です。
④ローカル媒体:オモイデホゾン
オモイデホゾンは高画質な写真を大量に保存できるブルーレイディスクへデータを移動させるサービスです。スマホ・PCから写真をアップロードするだけでディスクを郵送してくれるので、そのままプレゼントすることもできてプレゼントにも最適です。
写真データが媒体の故障などで見られなくなってしまうのは避けたいという方や、現像した写真が長期間保存するうちに色あせてくるのが嫌という方もいらっしゃるでしょう。オモイデホゾンのブルーレイディスクは長期保存用なので、100年以上の長期間にわたって鮮明な写真や動画を保存しておくことができます。
データ消失を防ぐ!写真データの保存方法
祖父母に孫のデータを送りたい方は、共有したデータが消えないよう注意することも重要です。「機器が故障してせっかく送ったデータがなくなってしまった」などの事態になるともう一度写真を共有し直さなければならなくなり、手間がかかります。
また、共有元のデータ保存方法も気にしておいた方がいいでしょう。万が一保存していた写真データが消えてしまったら、共有するどころか大切な写真や動画を見ることができなくなってしまいます。祖父母と共有するほど大切な写真であれば、なおさらデータの長期的に保存できる方法をしっかりと確認しておきましょう。
外付けHDDに保存する
外付けHDDはかなり大きく持ち運びには不便なので祖父母への写真共有にはやや不向きですが、自分でデータのバックアップを取る分には使いやすいため普段使っている方も多いのではないでしょうか?
安価に大量のデータを保存できるのはメリットですが、寿命が3~4年程度なので定期的な買い替えが必要な点には注意しましょう。
写真共有アプリ(クラウド)を利用する
オンライン上で写真を保存・共有するサービスを利用すれば、機器の劣化などを気にせずどんどん写真を保存することができます。
ただし、急にサービス内容の変更・サービス終了によってデータが消えるリスクを避けるためにも定期的な確認が必要です。
現像した写真をとっておく
特に大切な写真は現像・印刷して保存しておくのもおすすめです。
大量に印刷するとかさばるので全ての写真を保存する手段としては適していませんが、大事な写真だけは形にして保管するのもよいでしょう。フレームに入れて飾ればインテリアにもなります。
ブルーレイディスクに保管する
寿命が100年以上のブルーレイディスクなどを利用すればメンテナンスなしでも長期の写真データ保存が可能です。同じ写真データの入ったディスクを2枚用意して1枚祖父母にプレゼントする、万が一のバックアップとして祖父母に取っておいてもらうなどの使い方もできるでしょう。
安全に写真データを保存するコツ3選
共有する写真の保存方法をご説明してきましたが、ただやみくもに色々な方法で保存するのはおすすめしません。
あとで共有しやすくするためにも、安全かつ便利に保存するポイントを押さえておきましょう。
複数の方法でバックアップを取る
どの媒体にもデータが消失するリスクがあります。大切な写真データを安全に保管したいのであれば、あらゆるリスクに備えておくことが重要です。
クラウドや外付けHDD、ブルーレイなどさまざまな方法でバックアップを保存することで、一つの端末が故障してデータが見られなくなってしまったときの保険になります。
最初にデータを1ヶ所にまとめる
複数の方法でバックアップを取る際によくあるのは「スマホ・カメラ・PCなどで別々のデータを保存してしまい、どこに何の写真データがあるか分からなくなってしまった」というケース。データをまとめたときに同じ写真が重複してごちゃごちゃになってしまうのもあるあるです。
あとから簡単に共有するためにも、写真データはあらかじめどこか1ヶ所にまとめておくとよいでしょう。データをまとめる場所はPCの内部ディスクか外付けHDDがおすすめです。1ヶ所にまとめたデータをコピーする形で他の場所にバックアップを取りましょう。
記録媒体の寿命やクラウドサービスの情報を把握しておく
先ほども説明したように、どの方法で保存してもデータが消失するリスクがあります。
例えば「HDDに寿命があることを知らず、写真データを入れてしばらく放置していた外付けHDDに繋ごうとしたら故障で開けなくなっていた」という事態もたまに見かけます。クラウドサービスであればサービス終了だけでなく料金プランが変わっていて知らないうちにアップした写真の画質が下がっていることもあります。
記録媒体の寿命やクラウドサービスの最新情報をしっかり把握することで、データ消失をある程度予防することができます。定期的なチェックを負担に感じる方には、100年以上データを保存できるブルーレイディスクへのバックアップがおすすめです。
まとめ
孫の写真を共有したいときは祖父母がスマホ・PCをどれだけ使いこなしているかが重要です。共有した際に相手がちゃんと確認できる方法を選ぶと喜んでもらえるでしょう。
また、共有する写真データや元データの保存方法にも注意が必要です。長期間高画質で写真を保存したいのであれば、ブルーレイディスクを使った保存方法が向いていると言えるでしょう。
※各サービスの情報は2024年5月時点のものです。
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