もう撮れないような奇跡の1枚や代表作になり得る傑作は、決して失いたくないですよね。仕事内容によっては100年以上残したいものもあるかもしれません。写真データを将来にわたって保存したい場合はどんな方法が良いのでしょうか?
写真データの保存はクラウドからハードディスクドライブ(HDD)まで様々な方法がありますが、それぞれに保存寿命やメリット・デメリットがあるため、目的によって最適な選択は変わってきます。データを長く残したい場合は「確実で安全な長期保存」という目線で保存方法を考え直すことが大切です。
そこで今回は写真データの長期保存ついて、基本知識と適した保存メディアをご紹介します。思わぬトラブルで自信作を失ってしまう前に、ぜひご一読ください。
データの長期保存には記録メディアがおすすめ
現在、写真データの保存はクラウドストレージと記録メディアの2つの方法が主流ですが、大切なデータを長期間保存するのであれば、記録メディアがおすすめです。
クラウドストレージは、色々な場所からアクセスでき、データ共有も簡単にできる利便性の良さで人気がありますが、一定以上のストレージ容量では有料となるケースが多く、継続して長期間利用するとコスト負担が大きくなります。
また、インターネットサービスを利用するクラウドストレージには、突然のサービス停止やサービス内容の変更、価格変更といったリスクが付きまといます。
失いたくない写真データを長期間保存するのであれば、いつどうなるか分からない外部のクラウドストレージよりも、手元の記録メディアを使う方が安心といえるでしょう。
1.データ長期保存に使用される主な記録メディア
データ長期保存に使用される代表的な記録メディアには、どのようなものがあるのでしょうか。それぞれの特徴について解説します。
ブルーレイディスク(BD)
ブルーレイディスク(BD)は光ディスクの一種で、現在主流となっている記録メディアです。追記型であれば、一度データ記録をした後は書き換えや消去が不可になるため、データをオリジナルのまま保管できます。
BDの記録膜には経年劣化に強い無機系記録材料が使用されており、さらにしっかり保護することで、長期保存を可能にしています。
HDD/SSD/USBメモリー/SDカード
取り扱いに慣れているHDDやSSDは、使用時に電源を必要とするため比較的故障のリスクが高く、USBメモリーやSDカードは携帯性が高い一方で紛失のリスクが伴います。
パイオニア調べ
2.100年以上の長期保存も可能なアーカイブ向け光学ディスクが最適
100年以上も保存したいデータの長期保存には、アーカイブ向け光学ディスクが最適です。
パイオニアは世界初となる「JIS X6257」規格のDM機能に準拠した、アーカイブ用BD/DVD/CD対応の光学ドライブ「BDR-WX01DM」と、DM for Archive対応ディスクの「IPS-BD11J03P」を発売しました。
光ディスクは水や衝撃、静電気にも強く、元来とても耐久性に優れた記録媒体です。製品によって5~20年と保存寿命に大きな差が生まれてしまう原因は、適正に品質管理された光ディスクと、一定水準以上の高度な記録ができるドライブの双方を揃えることが難しいという現状でした。
光ディスクの記録品質を上げるためには、高品質の光ディスクと高精度な記録を行えるドライブの2つの要素が不可欠です。逆に言えば、それさえそろえば数十年以上のデータ保存も可能とする媒体なのです。
今回発売されたアーカイブ向けブルーレイドライブ「BDR-WX01DM」とアーカイブ光学ディスク「IPS-BD11J03P」は、「JIS X6257:長期データ保存用光ディスクの品質判別方法及び長期保存システムの運用方法」で求められている、規定の記録品質と運用法を満たすことで、記録品質と長期保存性能の向上に成功しました。
付属の専用ライティングアプリ「DM Archiver」を使いデータを保存し、100年以上のデータ保存も可能です。大切な画像データの保管や数十年確実に保存したい場合に、いま最も信頼できる保存方法といえるでしょう。
アーカイブ向け光学ディスクへのデータの保存方法
・アーカイブ用ブルーレイドライブ「BDR-WX01DM」とDM for Archive対応ディスク「IPS-BD11J03P」
”自分でたくさんの長期保存用ディスクに記録したい”という方におすすめ
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・データ記録&配送サービス「オモイデホゾン」
”長期保存用ディスクへの記録は面倒だから任せたい”というお手軽に長期保存したい方におすすめ
大切な写真・動画を長期保存用ディスクに記録し、お届けするサービス オモイデホゾン を見る>>>
3.まとめ
写真データを数十年にわたって長期保存したいときは、バックアップではなく上書き更新されないアーカイブで、データ破損や流出リスクの少ない記録メディアを使うのがおすすめです。
長期保存に適した記録メディアは、保存寿命やドライブの入手しやすさなどをふまえて選ぶことが大切です。
長期保存の分野でいま最も信頼性が高いのは、パイオニアが発売したアーカイブ向け光学ドライブ「BDR-WX01DM」とDM for Archive対応ディスク「IPS-BD11J03P」です。安全性や利便性を実現しながら100年以上の保存を可能としています。将来にわたるデータ保管を考えている方はぜひご検討ください。
大切な写真・動画を長期保存用ディスクに記録し、お届け
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